・作品概要
僕の制作における全てのインスピレーションの源は、これまで見てきた植物を始めとする生き物や地衣類といった足元にいる存在にあります。
彼らの存在を認識することは、自分もこの世界に存在しているというリアリティを感じさせ、今ここに溶けていくような感覚を生みます。
彼らは僕にとって大切であり魅力的でありますが、だからこそ何か人間として抗いたいとも思っています。
今回展示する作品はまだ長久手の土地との関わりを持っていない時期のものですが、今後長久手の田んぼや森での経験が絵に溜まっていくのだろうと思います。
・作品制作年
2016-2022年
・作品サイズ
・素材
アクリル絵具、キャンバス、廃材、ガラスビーズ、溶剤系絵具
・作者プロフィール
名古屋市出身
北里大学生物環境科学科を卒業後、岩手の写真家の持つ土地で田んぼや森に囲まれながら湧水と薪を駆使して生活をする。
その後名古屋に戻り絵画やインスタレーションの制作活動をする傍ら、長久手で稲作やNPO法人もりの学舎での活動をしている。
