小林 修「からすうり」               A-FAM展@NAF2021-愛知県立芸術大学同窓会展 9月26日~10月10日

・作品概要

 題名「からすうり」はテーマではなく、二義的なものできっかっけだ。絵画は脳裏に浮かんだ自ら見たいと思うイメージを媒体を通して表したもので、脳裏に浮かぶ色と形は視覚的、心理的に曖昧模糊とした広がりや奥行き感を持っている。色と形はイメージと合致するまで彷徨い、その過程が私にとって絵を描くと言うことである。

 音やリズムの僅かな差異や記憶で室内など空間の広がりを捉えているように、色や形の差異、筆触による痕跡や余白で絵画空間は表される、と考え制作している。

・作品制作年

2021年

・作品サイズ

縦51mm・横30mm

・素材

油彩画(桐板材に膠とムードンで下地)

・作者プロフィール

 

1947年愛知県生まれ

1974年愛知県立芸術大学大学院美術研究科絵画(油画)専攻(修士課程)修了

長年、教員養成系大学の学科で授業を行いながら、個展、グループ展を中心に作品を発表。

現在、大学を停年で退職し、時間的制約からも解かれ、自由に気の向くままに制作、発表を続けています。

直近の発表:2021年8月 小林修・若杉雅夫Jointo solo exhibition(文化フォーラム春日井1Fギャラリー)    

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